最新療法

骨が少ない場合の処置(組織再生療法)

インプラントを行いたい場所に充分な骨の厚みや高さがないとインプラントが埋入できません。このような場合、患者さん自身の骨や、人工骨を移植し骨を増生することによって、インプラントの埋入が可能になります。
まず、歯を失った後の骨の吸収についてお話します。
歯を支えている骨を歯槽骨といいます。歯がなくなると歯槽骨の役割がなくなるため骨は徐々に吸収していきます。

<上顎歯槽骨の吸収>


上顎骨には上顎洞という骨の空洞があります。
この上顎洞は、個人差がありますが、通常臼歯部の歯の根に近接して存在します。
臼歯部の歯が抜けると歯槽骨が吸収しやすくなり、また、上顎洞自体が広がる場合もあり、歯のなくなった部位の骨は非常に薄くなってしまいます。

<下顎歯槽骨の吸収>


下顎骨の内部には下顎管(下歯槽管)という動・静脈と神経の管が走っています。
歯が抜けると、上顎と同様に歯槽骨が吸収し、下顎管との距離が短くなってしまいます。骨の吸収が大きいと、インプラントな埋入は困難になり、入れ歯の装着でも、下顎管の神経を圧迫して痛みを感じることがあります。

<上顎洞挙上術(サイナスリフト)>

前述しましたように、上顎の歯がなくなると、歯槽骨が吸収し、上顎洞の拡大も起こる可能性があるため、歯槽骨が薄くなります。
歯槽骨の骨量が少なくなると、充分なインプラントが埋入できなくなります。
(上顎洞へ突き出してしまってはいけません)

 歯槽骨の薄い部分の上顎洞底の粘膜を挙上してスペースをつくり、そこに移植骨や骨補填材を填入します。

 骨の増生と安定が得られるまで、約6ヶ月~9ヶ月待った後、インプラントの埋入を行います。

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